01篠崎 新道蒸溜所

革新的で圧倒的なクラフトマンシップを注ぎ込み、香味を追求し、驚きを届ける。

九州最大の”母なる川”、筑後川が流れる福岡県朝倉市に、老舗の日本酒蔵・篠崎が立ち上げた新道蒸溜所は、県内初のクラフトウイスキー蒸留所。新道という名は、地名であると同時に、「ウイスキーづくりの新しい道を創る」という想いを込めて付けられました。山々を源に、豊かな森林が育んだ良質な水の恵みを活かし、伝統と革新を融合したウイスキーづくりに取り組んでいます。

コンセプトは「THE QUEST FOR THE ORIGINAL」(独創性の追求)。日本酒づくりで培ってきた伝統的な技術や従来のウイスキーづくりの手法を尊重しつつも、革新的な技術や装置などを積極的に取り入れ、独自の個性を追求しています。初めてリリースしたシングルモルトジャパニーズ・ウイスキー「SHINDO EXPERIMENTAL01」に付けられた「EXPERIMENTAL」(=実験的な)という名も、その真摯な想いと挑戦的な姿勢を物語っています。

独創性を追求する原酒づくり

その背景には、篠崎さんの父である先代が感銘を受け、志としていた、世界的な化学者・高峰譲吉博士の挑戦があります。高峰博士は、約100年前のアメリカで、麦芽ではなく麹を用いてウイスキーをつくろうと試みた人物。残念ながら実現はしなかったものの、固定観念にとらわれない博士の精神は、篠崎の酒づくりに連綿と息づいています。独創性を追求する新道蒸溜所最大の特徴は原酒づくりにあります。全体の1%にも満たないようなマイナーな香りを追求し、原料処理から糖化、もろみの育成、蒸留と、各工程で科学的根拠を基に、香りの成分をしっかりと構築する原酒づくりを行っています。

原酒づくりでは、単一の乾燥酵母を用いるのが一般的ですが、新道蒸溜所では、ウイスキーの本場であるスコットランドから輸入したプレス酵母と、独自に開発した特殊酵母由来の重たく甘いミルキーな香り(ラクトン香)をベースにした重層的な香りを生み出します。江戸時代から麹や酵母と向き合ってきた日本酒づくりの知見がある新道蒸溜所ならではの発想と言えるでしょう。

独創性を追求しながらも大切にしているのは、 初めて飲んだ人にも美味しいと思ってもらえる ”断らない”精神。

蒸留は、最新かつオーダーメイドの機械を導入し、データに基づいて作業を進めますが、要となる工程では、熟練の職人が細やかな手作業で行います。最先端の技術と科学的根拠に、職人の磨き上げた技術と奥深い知識とを掛け合わせることで、個性と品質を高めています。

熟成に用いる樽の豊富さも特徴です。バーボン樽、シェリー樽、ミズナラの新樽、クリの新樽、自社製造のラム樽などさまざまな樽を使用しています。さらに、「森から育てるウイスキー」にも挑戦。将来的に自社林の材でウイスキーづくりに用いる桶や樽をまかなえるよう、サクラやニッケイといった広葉樹の植樹を行っています。

新道蒸溜所が目指すのは、世の中に普通にあるものではなく、これからのスタンダードになるもの。そのためにも圧倒的な品質で、言葉を足して断りを入れる必要のないおいしさを追及しています。ウイスキー愛好家にしか分からないようなおいしさではなく、初めて口にした人にもおいしいと分かるウイスキー。言い換えれば、誰もがおいしいと感じるユニバーサルな味を生み出すことで、ウイスキーヘの親しみが増し、より広く愛されることにつながると信じています。

五感で味わえる蒸留所ツアー

新道蒸溜所ではさらに、「蒸留所ツアー」も催行しています。ウイスキーの製造工程を間近で見学できるのはもちろん、テイスティングでは、できたてのニューポットから熟成中のものまで、さまざまな段階の原酒を試飲することができます。また、本場スコットランド同様のガラスシリンダー式ハンドフィル装置を用いて、ウイスキーを自らの手でボトリングできる「ハンドフィル」も体験できます。

蒸留所のある「SHINDO LAB」には、ワイナリーとコンセプトショップ「SHINDOLAB STAND」も併設。ウイスキーの魅力を五感で味わえる新道蒸溜所は、伝統と革新とを融合したウイスキーづくりを通して、ジャパニーズ・ウイスキーの新しい価値を創造していきます。

SHINDO LAB STAND

〒838-1303 福岡県朝倉市比良松626 番地1

電話番号
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